目次
はじめに
「ニキビ」とひとことで言っても、実は大人ニキビと思春期ニキビには大きな違いがあります。原因・できやすい場所・ケア方法など、正しく理解しないと、逆効果のスキンケアをしてしまうことも…。この記事では、ニキビの種類ごとの特徴と正しいケア方法を、美容師兼スキンケアアドバイザーの視点から詳しく解説していきます。
1. 思春期ニキビと大人ニキビの違いとは?
比較項目思春期ニキビ大人ニキビ主な原因皮脂の過剰分泌乾燥・ストレス・生活習慣出やすい場所額・鼻(Tゾーン)顎・フェイスライン(Uゾーン)年齢層10代中心20代以降
2. 思春期ニキビの原因と特徴
ホルモンバランスの急激な変化によって、皮脂分泌が活発になり、毛穴が詰まりやすくなります。特にTゾーン(額や鼻)に多く見られ、赤く腫れる炎症ニキビができやすいのが特徴です。
3. 大人ニキビの原因と特徴
20代以降にできるニキビは、「乾燥・ストレス・睡眠不足・間違ったスキンケア」などの複合的な要因が絡んでいます。フェイスラインや顎まわりに繰り返しできやすく、治りにくいのが特徴です。
4. 思春期ニキビの正しいケア方法
- 皮脂を取りすぎない洗顔(朝晩2回)
- ノンコメドジェニックの化粧品を使用
- ビタミンB2・B6を含む食事(レバー、卵、納豆など)
- 7時間以上の睡眠
5. 大人ニキビの正しいケア方法
- クレンジングと保湿を徹底(オイルフリー・ミルクタイプ)
- セラミド・ヒアルロン酸配合の保湿アイテム
- ホルモンバランスを整える生活習慣
- ノンケミカルの日焼け止めを使用
6. やってはいけないNG習慣
- ニキビを潰す
- アルコール入り化粧水の多用
- ゴシゴシ洗顔
- パフやスポンジの使い回し
- 睡眠不足・夜更かし
7. ニキビ対策におすすめの成分
成分名効果サリチル酸毛穴詰まり予防・角質除去グリチルリチン酸2K炎症抑制ビタミンC誘導体皮脂コントロール・美白セラミド保湿・バリア機能回復ナイアシンアミド肌荒れ防止・シミ予防
8. ニキビ跡を残さないために
ニキビが治った後も、炎症や赤み・色素沈着が残ることがあります。ケアの継続が重要です。
まとめ
- 思春期=皮脂、大人=乾燥・ストレス
- 洗顔・保湿+生活改善がカギ
- 継続することが改善への近道